大雨、蝶ヶ岳登山
秋の気温となり、涼しくなってきました。
紅葉にはまだ早いですが、
北アルプスの「蝶ヶ岳」に行ってきました。
この時期の高山は寒いので、
超軽量でコンパクトになるオクタウエアが活躍♪
準備は万端!楽しみにしていた蝶ヶ岳は雨予報。
予報では山頂付近は風速20m。
途中で引き返すことも視野に入れ登山決行!
マイカーで三股駐車場から登山口へアクセス。
悪天候にも関わらず、第一駐車場は満車状態でした。
天候は徐々に回復し、小雨に◎
気分も上がります♪
「結構揺れるよ」とお客様より聞いていたつり橋に到着。
高所は苦手ですが、高さはないので無事通過。
Youtubeで予習した時は
綺麗な川という印象だった場所は、
増水した濁流となっていました。
大雨の後らしい光景です。
雨は懸念されがちですが、
緑は濡れて色濃くなり、蛙などの生き物が見れたりと、
道中は晴天時では見れない光景が印象的でした。
この時期の山は赤い実がいっぱいで、種類も沢山。
調べてみましたが、
あまりに種類が多く良く分かりませんでした。
(赤い実=ナナカマドと思っていましたが、、、)
蝶ヶ岳は水場が少なく、
駐車場、からすぐの「力水」が最後の水場となります。
山頂まで長いのでこの日は水2.5Lを用意しました。
そこから少し歩くと、あの有名な「ゴジラみたいな木」。
もっと山頂付近にあると思っていましたが、
意外にもアクセスしやすい場所にありました。
最後の1時間ほどは体験した事のない程の
急登が永遠と続きます。
雨も次第に強くなり、雨のち大雨といった滅入る天気。
本当に辛かった思い出があります。
この看板を見た時は、あと少しと知り嬉しかった。
そして森林限界をむかえ、山頂付近に到着!
樹林帯を抜けると遮るものが無く、
真っすぐ歩けない程の暴風雨でした。
ここを抜けるとすぐ山小屋がありました。
小屋の奥には蝶ヶ岳山頂の標識がうっすら見えています。
汗なのか雨なのか、
服はビショビショでとにかく寒い。
山小屋はストーブを焚いていたので暖をとります。
もう一歩も歩けない程の疲れでしたが、
ラーメンとビールで復活!
寒くても冷たいビールは何でいつも美味しいんでしょうか。
そして分かってはいましたが残念なお知らせ。
小屋の方から、「今日はテント泊は危険かと、、、」
とご提案頂き、
テントを設営できない程の暴風だったので、
迷うことなく下山する事に決めました。
日が暮れる前に急いで下山します。
4時間かけて登った道は、下山は2時間。
苦労して登った所を軽快にスピーディーに降りる。
これも登山の楽しみの1つですね。
下山後は温泉に入り、レストランで夕飯を食べ、
安曇野の市営公園のキャンプ場でのんびり過ごしました。
もしテント泊を決行していたら、
今頃は暴風雨の中、テントを押さえながら
耐えていたんだろうなぁと、ゾッとしました。
また天気の良い日の為にリベンジをと思い、
今回は山小屋裏にあった山頂へは行きませんでした。
「大雨登山で大失敗」
レインカバーをしてもザック浸水?
雨対策の記事も書きました。
コチラから見て下さい♪