スキルアップの為、大雨の中、
北アルプスの蝶が岳へ登ってきました。
往復6時間の道のりでしたが、
下山するとザックの中がビショビショ。
レインカバーをしていて万全の雨対策のハズでしたが、
いったいどこから雨漏れしていたのか。
今回学んだ事を共有しつつ、
対策グッズをご紹介していきます♪
天気は雨のち大雨というBADコンディション。
川が増水している程の悪天候でした。
装備はレインウエア上下に防水シューズ、
ザックにはレインカバー。
しかし、下山をしてテント場で確認すると、
寝袋やテント、バーナー類が濡れていました。
ザックの中を確認してみると、
おそらく背面パネルや
シーム(縫い目)部分からの水漏れ。
実はザックはシームだらけなんです。
いままで雨天登山でも濡れた事はありませんでしたが、
大雨長時間ですと流石のJackでも。。。
ザック上部からの雨漏れならまだしも、
何故ザック背面や下から水が浸入するかというと、
首とザックの隙間を通って、
背中を伝い下方向まで濡れてくるのです。
なかなか対処が難しい箇所ですが、
こちらのレインカバーなら、首回りまでカバーします。
ウォータープルーフパックカバー25L
レインカバーでも完全には防げないので、
ザックの内部を保護していきましょう。
こちらのJUNK BAGは防水素材でできていて、
ザックのライナーとして使用する事ができます。
50~60Lの大型ザックにも対応した大きさです。
ザックが浸水してしまっても、
このライナーの中に荷物を入れておけば安心です。
また、下山後は汚れたシューズやレインウエア、
濡れたテントなどを入れるBAGとしても◎。
もしくは濡れてはいけない
衣類、寝袋、電子機器だけは
完全防水のスタッフサックにいれておくと、
より安心です。
私は防水性の"高い"スタッフサックに寝袋を入れていましたが、
浸水してしまい落ち込みました。
防水性は「完全防水」のものを選びましょう。
最後に、レインウエアの透湿性の検証もしてみました。
私が着ているのは100円ショップのレインポンチョ。
このポンチョで約2時間ほど登山をしてみました。
防水性は問題なし。
しかし、ポンチョの中はサウナ状態。
時折首まわりから熱気が上がってきました。
雨で衣類が濡れる事はありませんでしたが、
滝の様な汗でTシャツは絞れるほどに。
私自身はオーバーヒートし、
最後は足が止まり、動く事ができなくなりました。
途中でジャックのレインジャケットに着替えると、
終始、内部が蒸れている感じは無く、
むしろ空気の循環を感じるほどでした。
もちろんオーバーヒートすることも無く、
必要以上に水分・行動食を補給することも無く
快適そのものでした。
今回着用したレインジャケットはこちら。
JP CLOUD BURST JK V2
耐水圧20,000mm
透湿性15,000g/㎡
通販で防水ジャケットを検討する際は、
重量300gほどは薄手の春~秋、
500g前後となるとややしっかり生地の
秋~春用となります。
オールシーズンモデルとしては、コチラもおすすめ。
ASIA WEILTAL 2L JKT
価格と機能のバランスの良いスタンダードモデルです。
その他防水アイテムをご紹介します。
防水CAP&HAT
ライトスパッツ
防水シューズの場合は、一度浸水すると乾きません。
浸水させない事がポイントです。
RAINY DAY PANTS
男女兼用のレインパンツです。
ズボンの上から履くオーバーパンツ。
PERFORMANCE REPEL PLUS
アウトドア用撥水スプレーで事前対策。
それでは雨の日も快適なアウトドアライフを
お楽しみください♪